
畑産業株式会社
ICT事業部
マネージド
IT サービス
マネージドITサービスは、組織がITインフラやサービスを外部のプロバイダーに委託し、運用・監視・管理を任せるサービスです。以下に、マネージドITサービスにおいて考慮すべき要素や考え方を示します。
・サービスレベル契約(SLA):
プロバイダーとの契約において、サービス提供に関する期待値や品質基準を定めたSLAを作成し、透明性を確保します。これにはサービスの可用性、応答時間、障害対応などが含まれます。
・セキュリティとコンプライアンス:
データのセキュリティや規制要件への適合が非常に重要です。プロバイダーがどのようにデータを保護し、コンプライアンスを確保しているかを確認しましょう。
・柔軟性と拡張性:
マネージドITサービスは、ビジネスの成長や変化に対応できる柔軟性が求められます。将来の拡張や変更に対してスケーラブルなソリューションが提供されるかを確認しましょう。
・モニタリングと運用管理:
サービス提供者がシステムやネットワークを24/7監視し、問題が発生した場合には即座に対応できるかどうかを確認します。また、変更管理やトラブルシューティングの手順も
確認することが重要です。
・バックアップとディザスターリカバリ:
データのバックアップやディザスターリカバリのプロセスがしっかりしているか確認し、災害発生時にも迅速にシステムを復旧できるかどうかを確保します。
・コストと価値:
サービス提供者の価格体系を理解し、それが提供される価値とどれだけ一致しているかを評価します。単に低コストであるだけでなく、ビジネス価値を提供できるかが重要です。
・カスタマーサポート:
提供者のカスタマーサポートが迅速で適切な対応ができるかどうかを確認します。問題発生時の連絡手段やサポート体制を確認することが重要です。
・技術の最新性:
提供者が最新の技術を導入し、セキュリティの脆弱性に対処しているかどうかを確認します。古い技術や脆弱性のあるシステムはセキュリティリスクを引き起こす可能性があります。これらの要素を考慮することで、適切なマネージドITサービスプロバイダーを選択し、効果的かつ効率的なITインフラの管理を実現することができます。
マネージドITサービスは、事業継続計画(BCP)と切り離して考えることが出来ないため、信頼出来る、サポートパートナを選ぶことが重要です。